2017年4月21日金曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 第9回の報告

1.日  時: 4月13日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者:  23名(受講者:18名 講師・サポーター:6名)
4.講 師:  山口 淳子

<<講座内容>>
1.作例集より
   Ⅳ.「修復ブラシを使って作るクリスマスカード」 
   外は冷たい雪の降る日、部屋の中では暖かい団欒!を

          イメージして クリスマスカードを描いていきます。
   ブラシの中でも柔らかいタッチのツール「修復ブラ

          シ」を使って 背景になじんだ画像を作ります。
   1)計10枚のイラストをレイヤーとして開き、

               画像をコピーして「修復レイヤー」を作成し、
               修復ブラシを使って描いていきます。
   ①クリスマスツリーとしてゴールドクレストの画像
               レイヤーとして開く。
     これは修復ブラシを使わず、実像で使う。
   ②鉢の飾りとする「金色の葡萄」をレイヤーとして

               開き、葡萄が鉢に 収まるよう縮小して「修復ブラ
              シ」でコピー
   「ゴールドグレープ修復」と言う新規レイヤーを

          作成し、 ドラッグしながら描く

   ③レイヤーとして開いた元画像は、削除
   ④上記の手順で、三人の天使、ギフトボックス、スノーマン 

             を描く。
        この他、ツリーに付けるベル、リース、ポインセチアなどを

             描く予定だったが、 時間の関係で、宿題とした。

   2)Merry Christmasの文字を入れる。


  ここでは本編「文字入力」を参考にしながら、
文字の
        修飾などの編集方法を 学習した。
   ①文字ツールのツールオプションからフォント

               選び、サイズと色を決めて 画像の好きなところ
               に入力。
   ②文字のサイズ、色の変更、斜体、太字などの設定

               方法などを学び実行。
   ③文字レイヤーの「不透明部分を
選択範囲」を実行。
       選択範囲が出来たところにグラデーションを掛け

               文字を飾る、
       縁取りを付ける、中抜き文字にするなど文字を

             修飾しカードとなるよう 見栄えを考える。


     3)背景を飾る
    ①背景と言う新規レイヤーを作成し、好みの

                  グラデーションを掛けた。
          グラデーションには沢山の形状が用意されている

                  ので、ひと時色々試して楽しみました。
    ②XCFフィルで保存し、やり残した部分を宿題

                  とした。

     星の装飾をし 背景にグラデーションを掛けて完成させたカード

       今回はいろいろな事情で時間不足となり、予定通りに
          進めることが出来 なかったのが心残りです。
    考えるべき材料を与えられた講座でもありました。

   次回は心機一転(?)「失敗した写真を蘇らせる」

         レタッチの勉強となります。
      
      報告 山口 淳子 

 
 ~受講生作品集~
工夫をされ独自の世界を描かれた応用作品です。



2017年3月26日日曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 第8回の報告

1.日  時: 3月23日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者:  22名(受講者:18名 講師・サポーター:5名)
4.講 師:  山口 淳子

<<講座内容>>
1.前回の復習
    前回学習した第6章「GIMPの色のあつかい方」の下記

       事項を復習。
   
   1)「描画色」と「背景色」の役割と機能
    ①「描画色」は初期設定では「黒」が設定されており、

             「背景色」は「白」が設定されている
    ②「描画色」は主に着色するとき、ブラシツール等で描画

             するときに使われる。
    ③「背景色」は主に消しゴムツール背景の色を取り除く

             とき使われる。
      また、消しゴムツールを使って描画する際に現れる色

             でもある。
    ④「描画色」と「背景色」を入れ替えることができる。
    ⑤画像の中から使いたい色を抽出する方法
      色が沢山使われているステンドグラスの画像から

             スポイトの機能を使って色を抽出。
    ⑥抽出した色を「描画色」「背景色」に設定し、ブレンド

             ツールで「描画色から背景色」のグラデーションを作る。



2.作例集 Ⅲ.選択した素材で作品を作ってみよう
     (猫とバラと「バスケットの中のパン」) 
  
   1)前回作成した作品を開き、白い無地の背景に

          新規レイヤーを重ね、スポイトで抽出した色で
          グラデーションを掛けて画像を装飾した。
     グラデーションの種類や、掛け方(方向や量の違い)を

          色々試して、好みのものを作成。
 
   2)額縁を作成
     フィルターの装飾にある「枠の追加」を使って、額縁を

            つける。
    ①基礎講座でも額を付けることを学んだので、ここでは

             二重枠にする事と、枠の色を変える(グラデーションや
             パターンを使って)方法を実施した。
    ②最後にフィルターの装飾から「べベルの追加」を実行し、

             額縁らしい立体感を付けて完成させた。

    画像の保存場所が探せなかったり、サポーターが

         少なかったりと少々トラブルもありましたが、教室の
         雰囲気は和気藹々。
    少しづつかも知れませんが、皆さんGIMPの操作に

         慣れて、作品作りの面白さを楽しめるようになって
         来たのではと思います。


    報告 山口 淳子

2017年3月19日日曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 受講生の作品


早いもので美の会では「画像処理ステップアップ講座」も、もう半分を過ぎました。
作品作りを通して理解も進み、「難しい!」と言いながらも「画像処理」を楽しんでおられる様子が伝わってきます。
これまでに学習した事を受講生が作品にされていますので
ここに紹介いたします。

 



 




















第5期画像処理ステップアッっプ講座 第7回の報告

1.日  時: 3月9日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者:  26名(受講者:18名 講師・サポーター:8名)
4.講 師:  山口 淳子

<<講座内容>>
1.前回の復習
    前回学習した「レイヤーとは」の下記事項を実習、操作を

   行い復習した。
      ①「カルガモ」のレイヤーグループの作成
      ②二つの「カルガモ」レイヤーを上記で作成した

             「カルガモ」レイヤーグループに入れる。
     ③
レイヤーグループ内のレイヤーの表記・字表示。
     ④
レイヤーグループの選択で、同時にそのレイヤーに
              含まれるレイヤーを移動・拡大・縮小等を行う。
    
2.本編 第5章「レイヤーとは」
   レイヤーダイアログの「モード」と「不透明度」の操作

       学習した。
    ①「不透明度」を下げることによりそのレイヤー色を薄く

            する。
    ②「モード」を”覆い焼き”、”微粒子結合”、”ハードライト”等

             の21種類のモードを指定することにより、そのレイヤー
     と下位のレイヤーの色が合成された色を表示する。
    ③「パス」で選択した状態の確認と修正
      「ダイアログボックス」の「パス」を選択し、表示された

            「パス」の目玉をクリックしたうえで「ダイログボックス」の
            「レイヤー」を選び「パスツール」をクリックすると選択
            された「パス」の「ポイント」が表示されるので、再編集
           (修正)ができる。
   
3.本編 第6章「GIMPの色のあつかい方」
   図形の塗りつぶし、グラデーション、ブラシや鉛筆で使用する

       色の設定について学習した。
   1)「描画色」と「背景色」の役割と機能
    ①「描画色」は初期設定では「黒」が設定されており、

             「背景色」は「白」が設定されている。
    ②「描画色」は主に着色するとき、ブラシツール等で描画

            するときに使われる。
    ③「背景色」は主に消しゴムツールで背景の色を取り除い

             たとき使われる。
    ④「描画色」と「背景色」を入れ替えることができる。
      
  2)「描画色」、「背景色」の色の変更
    ①「描画色」または「背景色」を指定して、それぞれの色を

             変更することができる。
    ②色の変更は「変更画面」で”色相”、”彩度”、”明度”を設定

             して行う。
    ③「HTML表記」にキゴウRGBカラーコードを入力すること

            でも設定できる。
    ③「スポイト」(色の抽出)で画像内の特定の色を指定

             することによって、その色を設定できる。
    ④また、「色の履歴」(それまでに使用いた色)からも設定で

             きる。
    ⑤グラデーションで「描画色から背景色」を指定すると

            「描画色から背景色」のグラデーションを描画できる。
  
4.作例集 Ⅲ.選択した素材で作品を作ってみよう(猫と

     バラと「バスケットの中のパン」) 
  1)新しい画像を作成のうえ、「バスケット」の画像をレイヤー

        と して開く。
  2)バスケットに入れるパンをレイアウトする。
    ①「クリームパン」をレイヤーとして開いたうえで、それを

             コピーし、2個のクリームパンのレイヤーを作成する。
    ②2個のクリームパンを”移動”、”拡大・縮小”、”鏡像反転”

             等により、バスケットに収まるようにレイアウトする。
    ③「ハート型パン」をレイヤーとして開き上記同様に

              バスケットに収まるようにレイアウトする。
    ④「クリームパン」および「ハート型パン」がバスケットの
             中に入っているように見せるため、パンがバスケットと
             重なっている部分を削除(透明)にする。
    ⑤上記の処理で削除(透明)された部分にバスケットが

             表示され、パンがバスケットの中に入れられた画像
            となる。

  3)複数のレイヤーを同時に移動する {バスケットとパン」の

         レイヤーグループを作成し、バスケットと各パンのレイヤー
       を作成したレイーグループの中に移動させる。

  4)「リボン」画像をレイヤーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で

         バスケットの取ってに重ねる
  5)「猫」画像をレイヤーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で
         バスケットの横に配置する。
    
  6)「バラ」 画像をレイーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で

         バスケットの右下に配置する。
   
  7)これでパンの入ったバスケットと猫とバラが一体となった

         画像が作成された。
  8)「背景」レイヤーにグラデーションをかけて完成。
                  報告 石塚 直樹 

2017年2月28日火曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 第6回の報告

1.日  時: 2月23日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者:  28名(受講者:19名 講師・サポーター:9名)
4.講 師:  山口 淳子

<<講座内容>>
1.前回の復習
    前回学習した「パスツール」で曲線を含む選択範囲を綺麗に
   選択することを復習した。
     ①「パン」の画像を開き、パンの形に沿ってポイントを
      作成。
      ②ポイントとポイントの間は直線で選択されているので、
      「ハンドル」を表示し、「ハンドル」操作で選択範囲を
      滑らかな曲線にする。

2.「パスツール」の選択範囲の変更
   「パスツール」で選択したが、選択範囲を修正したい場合
   方法を学習した。
     ①「ポイント」の追加(「Ctrlキー」を押しながらポイントを
      追加したい箇所をクリック)。
    ②「ポイント」の削除(「Shiftキー」と「Ctrlキー」を押し
      ながらポイントを削除したい箇所をクリック)。
    ③「パス」で選択した状態の確認と修正
      「ダイアログボックス」の「パス」を選択し、表示された
      「パス」の目玉をクリックしたうえで「ダイアログボックス」
            の「レイヤー」を選び「パスツール」をクリックすると
            選択された「パス」の「ポイント」が表示されるので、 
            再編集(修正)ができる

3.本編 第6章「レイヤーとは」
   選択に並んで画像処理で重要なのがレイヤーの理解で、 
       複数の画像をレイヤーとして重ねることにより特定の
       レイヤーの画像を変更したり、透明にして下の画像が
       見える ようにすること等ができる。

   1)レイヤーの基本的な構造

    ①「レイヤーダイアログ」は編集画面の右側のダイアログ
              ボックスの「レイヤー」をクリックすると、そのウィンドウ
              に含まれているレイヤーが表示される
    ②アクティブレイヤーとは
      複数のレイヤーが表示されている場合、編集したい
               レイヤーをクリックするとそのレイヤーが編集対象と
               なり、これを「アクティブレイヤー」と呼ぶ。

  2)レイヤーを追加し操作する

    ①背景とする画像(今回は昭和記念公園の写真)を開くと、
             背景レイヤーが表示される。
    ②背景レイヤーに重ねたい画像(今回は風船)を開く 
            (別ウィンドウに開かれる)。
    ③表示された風船のウィンドウで「コピー」を行う。
    ④背景のウィンドウを選択し、「貼付け」を行う(背景の
             ウィンドウに「フローティング選択範囲」というレイヤーが
             追加される)
    ⑤「新しいレイヤーを画像に追加する」をクリックすると
             レイヤーとして確定し、「背景」と「風船」の二つの
             レイヤーが表示される。
    ⑥「風船」レイヤーを選択し、「風船」の大きさを適当な
             大きさに拡大・縮小する

    3)レイヤーを複製し操作する

    ①「風船」レイヤーを2個複製する。
    ②複製した「風船」レイヤーは重なって表示されるので、
            それぞれを移動させる。
    ③それぞれの「風船」レイヤーの色を”色相・彩度”で
             変更する
    ④「背景」レイヤーの目玉を消すと、背景の画像は表示
             されず風船レイヤーだけが表示される。
    ⑤「風船」レイヤーの順番を変えると、上位の風船と
             下位の風船の上位の風船と重なった部分が見えなく
              なる。

  4)複数のレイヤーを同時に移動する
    ①三つの「風船」レイヤーそれぞれに「鎖」を繋げると、
             三つの「風船」レイヤーが同時に移動できる。

  5)レイヤーグループの作成
    ①「カルガモ」の画像をレイヤーとして開く方法で開き、
      3)の方法で 複製
      二羽の「カルガモ」レイヤーを作成する。

     これで、レイヤーは「背景」、三つの「風船」、二つの
     「カルガモ」の合計六つの レイヤーが作成された。

  6)描画モードを操作する
    ①「カルガモ」レイヤーを選択し、「透明度」の数値を変える
      ことにより「カルガモ」の色が薄くなる。


   各レイヤーを「移動」、「レイヤーの順序変更」、「色の変更」、
   「拡大・縮小」、「透明度の変更」を行って遊んでみましょう。
               
         報告 石塚 直樹
      
         

2017年2月19日日曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 第5回の報告

1.日  時: 2月9日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者: 22名(受講者:15名 講師・サポーター:7名)
4.講 師: 山口 淳子

<<講座内容>>

1.テキスト(本編)

 1) 前回学習した「選択範囲作成」の内、「電脳はさみ選択」
         と「前景抽出選択」を復習しました。
     どちらの選択ツールも次回に行う「選択した素材で作品

    作り」で使用する 素材画像を使って行いました。
   ① 猫の画像を電脳ハサミで選択後、アルファチャンネル

     (透明情報)を追加して背景を削除し拡張子PNGで
     保存

   ② 前景抽出選択ツールでは背景にくっきり浮かび上がる

      深紅のバラを選択
      背景との色の差が選択を容易にしているので、

      スムーズに選択できました。
      これも背景を透明にしてPNGで保存。

  
 2) 本編 第4章「パスツールで曲線を滑らかに選択する」
    選択ツールの中でも特に曲線を滑らかに選択出来る

          ツールがパスと呼ばれるものです。
    本来は曲線を描くことに使われますが、GIMPでは

          選択ツールとしても活躍します。
  ①  パスツールの使い方
      ハンドルを出して自由な曲線を描く練習。
     面白い形に描かれた図形に色を塗ったり、グラデーション

           を掛けて遊んでみました。
   ②  選択ツールとして
      ハート形のパンの曲線を選択しながら、ハンドルの

            出し方、使い方を習得しました。
     綺麗な曲線でパンが切り抜かれたので、背景を削除

     してPNGで保存。

     このパンも次回の作品作りで使用します。