2017年3月26日日曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 第8回の報告

1.日  時: 3月23日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者:  22名(受講者:18名 講師・サポーター:5名)
4.講 師:  山口 淳子

<<講座内容>>
1.前回の復習
    前回学習した第6章「GIMPの色のあつかい方」の下記

       事項を復習。
   
   1)「描画色」と「背景色」の役割と機能
    ①「描画色」は初期設定では「黒」が設定されており、

             「背景色」は「白」が設定されている
    ②「描画色」は主に着色するとき、ブラシツール等で描画

             するときに使われる。
    ③「背景色」は主に消しゴムツール背景の色を取り除く

             とき使われる。
      また、消しゴムツールを使って描画する際に現れる色

             でもある。
    ④「描画色」と「背景色」を入れ替えることができる。
    ⑤画像の中から使いたい色を抽出する方法
      色が沢山使われているステンドグラスの画像から

             スポイトの機能を使って色を抽出。
    ⑥抽出した色を「描画色」「背景色」に設定し、ブレンド

             ツールで「描画色から背景色」のグラデーションを作る。



2.作例集 Ⅲ.選択した素材で作品を作ってみよう
     (猫とバラと「バスケットの中のパン」) 
  
   1)前回作成した作品を開き、白い無地の背景に

          新規レイヤーを重ね、スポイトで抽出した色で
          グラデーションを掛けて画像を装飾した。
     グラデーションの種類や、掛け方(方向や量の違い)を

          色々試して、好みのものを作成。
 
   2)額縁を作成
     フィルターの装飾にある「枠の追加」を使って、額縁を

            つける。
    ①基礎講座でも額を付けることを学んだので、ここでは

             二重枠にする事と、枠の色を変える(グラデーションや
             パターンを使って)方法を実施した。
    ②最後にフィルターの装飾から「べベルの追加」を実行し、

             額縁らしい立体感を付けて完成させた。

    画像の保存場所が探せなかったり、サポーターが

         少なかったりと少々トラブルもありましたが、教室の
         雰囲気は和気藹々。
    少しづつかも知れませんが、皆さんGIMPの操作に

         慣れて、作品作りの面白さを楽しめるようになって
         来たのではと思います。


    報告 山口 淳子

2017年3月19日日曜日

第5期画像処理ステップアッっプ講座 受講生の作品


早いもので美の会では「画像処理ステップアップ講座」も、もう半分を過ぎました。
作品作りを通して理解も進み、「難しい!」と言いながらも「画像処理」を楽しんでおられる様子が伝わってきます。
これまでに学習した事を受講生が作品にされていますので
ここに紹介いたします。

 



 




















第5期画像処理ステップアッっプ講座 第7回の報告

1.日  時: 3月9日(木) 13:30~16:00
2.場  所: 美園地域センター
3.参加者:  26名(受講者:18名 講師・サポーター:8名)
4.講 師:  山口 淳子

<<講座内容>>
1.前回の復習
    前回学習した「レイヤーとは」の下記事項を実習、操作を

   行い復習した。
      ①「カルガモ」のレイヤーグループの作成
      ②二つの「カルガモ」レイヤーを上記で作成した

             「カルガモ」レイヤーグループに入れる。
     ③
レイヤーグループ内のレイヤーの表記・字表示。
     ④
レイヤーグループの選択で、同時にそのレイヤーに
              含まれるレイヤーを移動・拡大・縮小等を行う。
    
2.本編 第5章「レイヤーとは」
   レイヤーダイアログの「モード」と「不透明度」の操作

       学習した。
    ①「不透明度」を下げることによりそのレイヤー色を薄く

            する。
    ②「モード」を”覆い焼き”、”微粒子結合”、”ハードライト”等

             の21種類のモードを指定することにより、そのレイヤー
     と下位のレイヤーの色が合成された色を表示する。
    ③「パス」で選択した状態の確認と修正
      「ダイアログボックス」の「パス」を選択し、表示された

            「パス」の目玉をクリックしたうえで「ダイログボックス」の
            「レイヤー」を選び「パスツール」をクリックすると選択
            された「パス」の「ポイント」が表示されるので、再編集
           (修正)ができる。
   
3.本編 第6章「GIMPの色のあつかい方」
   図形の塗りつぶし、グラデーション、ブラシや鉛筆で使用する

       色の設定について学習した。
   1)「描画色」と「背景色」の役割と機能
    ①「描画色」は初期設定では「黒」が設定されており、

             「背景色」は「白」が設定されている。
    ②「描画色」は主に着色するとき、ブラシツール等で描画

            するときに使われる。
    ③「背景色」は主に消しゴムツールで背景の色を取り除い

             たとき使われる。
    ④「描画色」と「背景色」を入れ替えることができる。
      
  2)「描画色」、「背景色」の色の変更
    ①「描画色」または「背景色」を指定して、それぞれの色を

             変更することができる。
    ②色の変更は「変更画面」で”色相”、”彩度”、”明度”を設定

             して行う。
    ③「HTML表記」にキゴウRGBカラーコードを入力すること

            でも設定できる。
    ③「スポイト」(色の抽出)で画像内の特定の色を指定

             することによって、その色を設定できる。
    ④また、「色の履歴」(それまでに使用いた色)からも設定で

             きる。
    ⑤グラデーションで「描画色から背景色」を指定すると

            「描画色から背景色」のグラデーションを描画できる。
  
4.作例集 Ⅲ.選択した素材で作品を作ってみよう(猫と

     バラと「バスケットの中のパン」) 
  1)新しい画像を作成のうえ、「バスケット」の画像をレイヤー

        と して開く。
  2)バスケットに入れるパンをレイアウトする。
    ①「クリームパン」をレイヤーとして開いたうえで、それを

             コピーし、2個のクリームパンのレイヤーを作成する。
    ②2個のクリームパンを”移動”、”拡大・縮小”、”鏡像反転”

             等により、バスケットに収まるようにレイアウトする。
    ③「ハート型パン」をレイヤーとして開き上記同様に

              バスケットに収まるようにレイアウトする。
    ④「クリームパン」および「ハート型パン」がバスケットの
             中に入っているように見せるため、パンがバスケットと
             重なっている部分を削除(透明)にする。
    ⑤上記の処理で削除(透明)された部分にバスケットが

             表示され、パンがバスケットの中に入れられた画像
            となる。

  3)複数のレイヤーを同時に移動する {バスケットとパン」の

         レイヤーグループを作成し、バスケットと各パンのレイヤー
       を作成したレイーグループの中に移動させる。

  4)「リボン」画像をレイヤーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で

         バスケットの取ってに重ねる
  5)「猫」画像をレイヤーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で
         バスケットの横に配置する。
    
  6)「バラ」 画像をレイーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で

         バスケットの右下に配置する。
   
  7)これでパンの入ったバスケットと猫とバラが一体となった

         画像が作成された。
  8)「背景」レイヤーにグラデーションをかけて完成。
                  報告 石塚 直樹