2.場 所: 美園地域センター
3.参加者: 28名(受講者:19名 講師・サポーター:9名)
4.講 師: 山口 淳子
<<講座内容>>
1.前回の復習
前回学習した「パスツール」で曲線を含む選択範囲を綺麗に
選択することを復習した。
①「パン」の画像を開き、パンの形に沿ってポイントを
作成。
②ポイントとポイントの間は直線で選択されているので、
「ハンドル」を表示し、「ハンドル」操作で選択範囲を
滑らかな曲線にする。
2.「パスツール」の選択範囲の変更
「パスツール」で選択したが、選択範囲を修正したい場合の
方法を学習した。
①「ポイント」の追加(「Ctrlキー」を押しながらポイントを
追加したい箇所をクリック)。
②「ポイント」の削除(「Shiftキー」と「Ctrlキー」を押し
ながらポイントを削除したい箇所をクリック)。
③「パス」で選択した状態の確認と修正
「ダイアログボックス」の「パス」を選択し、表示された
「パス」の目玉をクリックしたうえで「ダイアログボックス」
の「レイヤー」を選び「パスツール」をクリックすると
選択された「パス」の「ポイント」が表示されるので、
再編集(修正)ができる。
3.本編 第6章「レイヤーとは」
選択に並んで画像処理で重要なのがレイヤーの理解で、
複数の画像をレイヤーとして重ねることにより特定の
レイヤーの画像を変更したり、透明にして下の画像が
見える ようにすること等ができる。
1)レイヤーの基本的な構造
①「レイヤーダイアログ」は編集画面の右側のダイアログ
ボックスの「レイヤー」をクリックすると、そのウィンドウ
に含まれているレイヤーが表示される。
②アクティブレイヤーとは
複数のレイヤーが表示されている場合、編集したい
レイヤーをクリックするとそのレイヤーが編集対象と
なり、これを「アクティブレイヤー」と呼ぶ。
2)レイヤーを追加し操作する
①背景とする画像(今回は昭和記念公園の写真)を開くと、
背景レイヤーが表示される。
②背景レイヤーに重ねたい画像(今回は風船)を開く
(別ウィンドウに開かれる)。
③表示された風船のウィンドウで「コピー」を行う。
④背景のウィンドウを選択し、「貼付け」を行う(背景の
ウィンドウに「フローティング選択範囲」というレイヤーが
追加される)。
⑤「新しいレイヤーを画像に追加する」をクリックすると
レイヤーとして確定し、「背景」と「風船」の二つの
レイヤーが表示される。
⑥「風船」レイヤーを選択し、「風船」の大きさを適当な
大きさに拡大・縮小する。
3)レイヤーを複製し操作する
①「風船」レイヤーを2個複製する。
②複製した「風船」レイヤーは重なって表示されるので、
それぞれを移動させる。
③それぞれの「風船」レイヤーの色を”色相・彩度”で
変更する。
④「背景」レイヤーの目玉を消すと、背景の画像は表示
されず風船レイヤーだけが表示される。
⑤「風船」レイヤーの順番を変えると、上位の風船と
下位の風船の上位の風船と重なった部分が見えなく
なる。
4)複数のレイヤーを同時に移動する
①三つの「風船」レイヤーそれぞれに「鎖」を繋げると、
三つの「風船」レイヤーが同時に移動できる。
5)レイヤーグループの作成
①「カルガモ」の画像をレイヤーとして開く方法で開き、
3)の方法で 複製。
二羽の「カルガモ」レイヤーを作成する。
これで、レイヤーは「背景」、三つの「風船」、二つの
「カルガモ」の合計六つの レイヤーが作成された。
6)描画モードを操作する
①「カルガモ」レイヤーを選択し、「透明度」の数値を変える
ことにより「カルガモ」の色が薄くなる。
各レイヤーを「移動」、「レイヤーの順序変更」、「色の変更」、
「拡大・縮小」、「透明度の変更」を行って遊んでみましょう。
報告 石塚 直樹