2016年8月22日月曜日

第5期 画像処理基礎講座 第6回の報告

 1.日  時: 8月25日(木) 13:30~16:00
 2.場  所: 美園地域センター
 3.参加者: 26名(受講者:18名 講師・サポーター:8名)
 4.講 師: 山口 淳子

<<講座内容>>

1.前回の復習
  「電脳ハサミ」で綺麗に選択するための下記技法について

    復習した。
  ①「選択ポイント」の」移動
  ②選択後の選択範囲の修正

2.より自然な明るさに変える
  露出不足の少し暗く映った写真をより自然な明るさに

  変える。
  ①メニュー「色」の「トーンカーブ(明度)」で写真を

    明るくする。
  ②「トーンカーブ」で「赤・青・緑」の色の3原色を調整して

    写真の色合いを変える。
 3.写真の中の色を他の色に変える
  写真の特定の色を変えて違った雰囲気の写真に加工する。
  ①メニュー「色」の「色相・彩度」で、選択した色(変えたい

    色)を”色相”、”彩度”、”輝度”を調整して別の色に
    変える。
  ②色を変えたい部分を選択し、「色」の 「着色」で別の

    色に変える。

4.モノクロ写真を作る
  カラー写真を下記の二つの方法でモノクロ写真にする。
  ①グレースケールのモノクロ写真を作る
    ・メニューの「画像」の「モード」で「グレースケール」

    を選択する。
    グレースケールの場合は、全ての色を白・黒の濃淡で

    表現し、赤・青・緑等の色は表現されない。
  ②カラーを脱色してモノクロ写真を作る
    ・脱色した場合は、グレースケール同様のモノクロ写真と

    なるが、赤・青・緑等の色の要素は持っているので、
    モノクロにしたうえで一部を着色(カラーで表現)する
    ことができる。


5.セピア色の写真を作る
  茶色に変色し、色あせた古く懐かしい写真を作る。
  ①色メニューで「着色」を選び、セピア色に着色する。
  ②古ぼけた印象を強めるため画像全体にノイズを掛ける。
    「フィルター」の「ノイズ」からRGBノイズを選び 、細かい
   ざらつきを加える。
  ちょっと古くなって、「いつ頃の写真?」といった雰囲気に
  仕上がりました。
  更に、「フィルター」の「古い写真」で100年位前(?)の
  写真にしてみました。



第5期 画像処理基礎講座 第5回の報告

 1.日  時: 8月11日(木) 13:30~16:00
 2.場  所: 美園地域センター
 3.参加者: 26名(受講者:18名 講師・サポーター:8名)
 4.講 師: 行武 金弥

<<講座内容>>

今回は、撮影した写真をより素敵な写真に加工するレタッチ技法について学習しました。

1.写真の背景をぼかす
  中心の被写体の背景をぼかすことにより、あたかも一眼
  レフカメラで焦点を絞って撮影したような写真に加工する。
  
  ①中心の被写体を「電脳ハサミ」で選択し、選択の反転を
    して背景を選択範囲にする。
  ②選択範囲(背景)を「ガウシアンぼかし」でぼかす。
   (これで背景がぼけた一眼レフカメラで焦点を絞って
    撮影したような写真となる)



 2.ぼやけた画像(写真)をはっきりさせる
  焦点がずれたややピンボケの写真をはっきりした写真に
  加工する三つの技法。

  ①フィルターの「アンシャープマスク」で写真をシャープに
   する。
  ②フィルターの「シャープ」で写真を鮮明にする。
  ③「ぼかし/シャープ」ツールで写真をシャープにする。

 
3.暗い画像(写真)を明るくする
  やや暗く、薄っすらぼんやりした写真を明るくメリハリのある
  写真に加工する。
  ①フィルターの「レベル」で入力レベルを調整し、明るく
   メリハリのある写真に加工する。
  ②フィルターの「明るさ・コントラスト」で明るさとコントラスト
        を調整する。

 デジカメで撮影した写真を、画像処理でより素敵な写真に
   加工しましょう。

2016年8月2日火曜日

第5期 画像処理基礎講座 第4回の報告

 1.日  時: 7月28日(木) 13:30~16:00
 2.場  所: 美園地域センター
 3.参加者: 27名(受講者:19名 講師・サポーター:8名)
 4.講 師: 行武 金弥

<<講座内容>>
  今回は、これまで学習した画像の選択とレイヤーについて

  理解するために、作品作り(テーマ:朝食)の実習を行いました。

1.新しい画像を開き、パターンで塗りつぶす。
  ①新しい画像を開く。
  ②白地のレイヤーが作成されるので、それをパターンで

         塗りつぶす。(これが背景となる)

2.「ランチョンマット」画像をレイヤーとして開き、「ランチョン

  マット」部分を選択し、外側を透明にする。

  ①「ランチョンマット」画像をレイヤーとして開く。
  ②画像の「ランチョンマット」部分を「電脳ハサミ」で選択する。
  ③選択範囲(ランチョンマット)を反転してランチョンマットの

   外側を選択範囲とし、「アルファチャンネルの追加」
   行い(透明にするため)、背景部分を削除する。
   (これで「ランチョンマット」外が透明になり、①の背景が

   見えるようになる)

3.「皿」、「コーヒーカップ」、「クロワッサン」の画像をそれぞれ

  レイヤーとして開く。
  ①上記三つの画像は背景が透明のPNG形式の画像であり、

         それらをレイヤーとして開く。
  ②「背景」、「ランチョンマット」、「皿」、「コーヒーカップ」、

        そして「クロワッサン」の五つのレイヤー(画像の
        重なり)が作成された。

4.上記画像を拡大・縮小/移動で「ランチョンマット」に

       バランス良く配置する。
  ①各画像を「ランチョンマット」にのるように拡大/縮小する。
  ②「皿」の上に「クロワッサン」が置かれているように 

        移動する。
  ③「ランチョンマット」に各画像がバランス良く配置されたら

         完成。

5.完成した作品をXCF形式およびJPEG形式で保存する。