2.場 所: 美園地域センター
3.参加者: 26名(受講者:18名 講師・サポーター:8名)
4.講 師: 山口 淳子
<<講座内容>>
1.前回の復習
前回学習した「レイヤーとは」の下記事項を実習、操作を
行い復習した。
①「カルガモ」のレイヤーグループの作成。
②二つの「カルガモ」レイヤーを上記で作成した
「カルガモ」レイヤーグループに入れる。
③レイヤーグループ内のレイヤーの表記・字表示。
④レイヤーグループの選択で、同時にそのレイヤーに
含まれるレイヤーを移動・拡大・縮小等を行う。
2.本編 第5章「レイヤーとは」
レイヤーダイアログの「モード」と「不透明度」の操作を
学習した。
①「不透明度」を下げることによりそのレイヤー色を薄く
する。
②「モード」を”覆い焼き”、”微粒子結合”、”ハードライト”等
の21種類のモードを指定することにより、そのレイヤー
と下位のレイヤーの色が合成された色を表示する。
③「パス」で選択した状態の確認と修正
「ダイアログボックス」の「パス」を選択し、表示された
「パス」の目玉をクリックしたうえで「ダイログボックス」の
「レイヤー」を選び「パスツール」をクリックすると選択
された「パス」の「ポイント」が表示されるので、再編集
(修正)ができる。
3.本編 第6章「GIMPの色のあつかい方」
図形の塗りつぶし、グラデーション、ブラシや鉛筆で使用する
色の設定について学習した。
1)「描画色」と「背景色」の役割と機能
①「描画色」は初期設定では「黒」が設定されており、
「背景色」は「白」が設定されている。
②「描画色」は主に着色するとき、ブラシツール等で描画
するときに使われる。
③「背景色」は主に消しゴムツールで背景の色を取り除い
たとき使われる。
④「描画色」と「背景色」を入れ替えることができる。
2)「描画色」、「背景色」の色の変更
①「描画色」または「背景色」を指定して、それぞれの色を
変更することができる。
②色の変更は「変更画面」で”色相”、”彩度”、”明度”を設定
して行う。
③「HTML表記」にキゴウRGBカラーコードを入力すること
でも設定できる。
③「スポイト」(色の抽出)で画像内の特定の色を指定
することによって、その色を設定できる。
④また、「色の履歴」(それまでに使用いた色)からも設定で
きる。
⑤グラデーションで「描画色から背景色」を指定すると
「描画色から背景色」のグラデーションを描画できる。
4.作例集 Ⅲ.選択した素材で作品を作ってみよう(猫と
バラと「バスケットの中のパン」)
1)新しい画像を作成のうえ、「バスケット」の画像をレイヤー
と して開く。
2)バスケットに入れるパンをレイアウトする。
①「クリームパン」をレイヤーとして開いたうえで、それを
コピーし、2個のクリームパンのレイヤーを作成する。
②2個のクリームパンを”移動”、”拡大・縮小”、”鏡像反転”
等により、バスケットに収まるようにレイアウトする。
③「ハート型パン」をレイヤーとして開き、上記同様に
バスケットに収まるようにレイアウトする。
中に入っているように見せるため、パンがバスケットと
重なっている部分を削除(透明)にする。
⑤上記の処理で削除(透明)された部分にバスケットが
表示され、パンがバスケットの中に入れられた画像
となる。
3)複数のレイヤーを同時に移動する {バスケットとパン」の
レイヤーグループを作成し、バスケットと各パンのレイヤー
を作成したレイヤーグループの中に移動させる。
4)「リボン」画像をレイヤーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で
バスケットの取ってに重ねる。
バスケットの横に配置する。
6)「バラ」 画像をレイヤーとして開き、”拡大・縮小”、”移動”で
バスケットの右下に配置する。
7)これでパンの入ったバスケットと猫とバラが一体となった
画像が作成された。
報告 石塚 直樹