2014年3月30日日曜日

画像処理・中級編 第7回の報告

1.日 時: 3月27日(木) 13:30~16:45
2.場 所: 美園地域センター
3.参加者: 19名(講師・サポーター含む)
4.講 師: 山口 淳子

<<学習内容>>
 ≪レタッチで写真をよりよく見せる≫の2回目です。
1.前回の復習
  写真の色味を修正する。
  ・暗い写真を明るく
   前回の応用として、室内の暗い写真を題材に

          レベル、 トーンカーブ、色相彩度などのツールを
   使って修正しました。
   教科書のように目安となる数値がある訳ではない

         ので、画像を見ながらスライダーやカーブなどで
    調整。
    やり過ぎに注意して自然な感じに修正するのが

            ポイントです。

  ・赤みの強い写真を本来の色に近づける
    レベルツールで白点の設定をした後、トーンカーブ  

            の色チャンネルで赤の補正色である、緑と青の
            カーブを動かしながら修正。
    題材の写真に写っているお皿が白く輝き、苺が

            美味しそうになって楽しい修正でした。

 2.今回の学習
  ・傾いている写真の修整
   レタッチのbefore-afterを確かめるために、元画像の

   レイヤーを複製。
   ガイドの線を引き、水平線がガイドと平行になるよう

           回転ツールで修正しました。
         結果を見て受講生の皆さんは「なるほど!」と

           頷けたでしょうか?
   
   ・歪んでいる写真を修正する
       撮影する場所によって歪んで写ってしまった

            建物を、 正面から見たように修正。
            歪みの修正は難しい為、ガイドより判りやすい

            グリッド線を選択しました。
       下に広がった建物をグリッド線の縦横の線に平行に

             なるよう、左右を斜め上にドラッグ。
             右が直ったと思ったら、左は更に歪んで

             しまったり・・・
             かなり苦労したので、上手に出来た人は記念(?)

        保存しました。
           

裾広がりになった元画像。下はグリッド線を設定して縦横を睨みながら・・・修正途上です。
完成!

        ・肌を綺麗に補正する
            折角の美女の写真。でも、テカリやホクロ、

           シワなどが 目立ちます。
      修復ツールで肌の綺麗なところをコピーしながら、

           気になる箇所をポンポンとクリック。
    「お化粧をするように丁寧に綺麗に」との声に

            納得・・・
            ブラシサイズを変え、不透明度を調整して不自然に

            ならないよう工夫します。
       暗室ツールを使い、歯や肌も白く綺麗に補正。
       自身の写真も「お見合い」写真に使えるよう(?) 

            と、皆さん楽しみながら取り組んでいました。


     画像処理の基本とも言えるレタッチも今回使用の
             テキストでは、後2つのステップ残すのみと
             なりました。
   
     次回からは習得したレタッチのテクニックを生かし

     ながら、「楽しい写真作品を作る加工術」に入ります。
   
          報告 山口 淳子


     補講の報告
    3月18日 喜平図書館集会室で行われた補講は、
  「今まで学習した内容を応用し、作品をつくろう」でした。
  三枚の写真を其々明るさやコントラストを変え、
  スタンプツールでいらない箇所を消します。 
  拡大縮小ツール、移動ツール、文字ツールなどを
       使い、合成して一枚の作品に仕上げました。