2.場 所: 美園地域センター
3.参加者: 18名(世話人・講師・サポーター含む)
4.講 師: 山口 淳子(レタッチ関係)
岡戸 洋祐(写真加工術)
<<学習内容>>
1.レタッチ関係
(1)「ホワイトバランス」を使った画像の自動補正
(ステップ31)
ステップ26の赤みがかったモデル画像を開き、
メニューバーの「色」から「自動補正」→
「ホワイトバランス」をクリックすると画像が
補正され素晴らしい色合いの画像に自動的に
修正される。
また、ホワイトバランスとは?の説明もあった。
(2)補正に使うツールの「位置合わせ」の設定変更と
その差異(ステップ30)」
ツールボックスの「修復ブラシ」等を選択する。
そのツールオプションの「位置合わせ」タブの
▼をクリックすると①なし ②揃える
③登録されたもの ④固定 の4種のオプションが
ある。
この「位置合わせ」とは、コピー元に登録した
画像をコピー先にどのように描き出すかを決める
ものですが①~④を選択することによって、夫々
描かれ方の違いを実践勉強した。
具体的には、ステップ26の赤みがかった
モデル画像を元画像として、キャンバスサイズを
変更し、その横に余白部を作り、元画像の一部
又は全体を囲む為ブラシサイズを適宜変更し、
「Ctrl」キーを押しなが 画像中のコピー場所を
クリック。
上記①、②及び④の3種のツールオプション毎に、
コピー先の余白部に描かれる画像の描かれ方の
違いの勉強。
併せて、③の場合は、コピー先として別のレイヤー、
又は他の画像上にコピーして描く方法を勉強した。
この機能を使うと、好みの画像をコピーし、異なる
画像上に淡い画像として貼り付けられるなど、
非常に有用なレタッチ技術となります。
2.新しい写真作品を作る加工術(ステップ34)
テーマ:「トイカメラ」風加工で作る味わい深い
写真作品作り
トイカメラとは、数千円の安価なカメラですが、
一般的なデジカメと比べて、独特のゆがみ、ぼけ、
変色が生じ、画像次第では味わい深い写真になる。
実際のトイカメラ画像を数例紹介後、横浜中華街の
画像を利用して
① 写真の色を平坦にぼかすよう「フィルター」→
「選択的ガウスぼかし」
② 色メニューから「彩度」をあげる
③ ②を新しいレイヤー上に複製し、「フィルター」
→「ガウスぼかし」→ぼかし半径を適宜変え、
写真全体をぼかす
④ ③の画像をメニューバーのレイヤーから
「レイヤーマスク→追加」を選択
(レイヤーマスクとは、一部を透明や半透明に
する機能)
⑤ ブレンドツール→グラデーションのオプション機能
を適宜選択し、画像の中心から下へドラッグ
⑥ ⑤の画像をよりトイカメラ風にする為
(露光不足にして、縁部を淡い黒色にさせる)、
レイヤーの不透明度、オフセット値などを変えて
中央から写真の角までドラッグすると、
画像の中心部が①の画像に、その周りが③の
画像となり、4角部が淡い黒色の画像となり、
半完成。
⑦ よりトイカメラ写真らしく仕上げる為に、
新レイヤー上に独特の色みを加え
(今日は黄緑色)、夫々レイヤーモードと
不透明度を変えて完成。
報告者 岡戸 洋祐
岡戸さんの芸術的雰囲気のある 作品です。
下の元画像と比べて見てください。
トイカメラ風に加工すると素敵な、そして懐かしさを憶える作品が出来るのですね。
元画像